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NIKKA
採用情報

先輩インタビュー

接客業からインフラのプロへ。地元の水を守る仕事で見つけたやりがい

S.K

西日本支店 名古屋営業所

接客業から未経験で水処理業界へ転職。地元・愛知県で下水処理施設の維持管理を担当し、地域のライフラインを守る日々を送っています。転職のきっかけから仕事のやりがい、今後の目標まで話を聞きました。


目次


接客業から転身。未経験から「水質管理のプロ」になるまで

2021年に中途採用で入社したのですよね。前職では何をしていたのですか?

S.K:
新卒で入社した会社で約4年間、携帯電話の販売や修理対応などの接客業に従事していました。転職を考え始めたきっかけは、新型コロナウイルス感染症の拡大です。店舗が休業になり、再開後も人数を制限しての営業を余儀なくされるなど、大きな影響を受けました。
その様子を見ながら、新しい環境で働くことを考えるようになりました。

なぜメンテナンス業に興味を持ったのですか?

S.K:
もともと前職では、携帯販売よりも修理受付やお客様のお困りごとをヒアリングして報告書にまとめて、次の担当者へ引き継ぐといった保守的な業務の方が得意だったんです。接客業ではなく保守に関わる仕事のほうが、自分には向いているのではと考えて転職先を探し始めました。

日化メンテナンスに入社を決めた理由を教えてください。

S.K:
日化メンテナンスが扱う「水処理」、つまり汚れた水をきれいにして自然に返すという役割が、非常に分かりやすかったのが理由の一つです。また、名古屋営業所は私の地元にあり、地域に根ざした仕事という点にも親近感を覚えました。

汚水を扱う仕事なので衛生面や匂いについては少し不安がありましたが、選考の途中で管理している施設を見学させてもらう機会がありました。想像よりずっと清潔感のある現場を見て、安心できましたね。先輩社員の皆さんも温かい雰囲気で気さくに話してくれて、「ここなら自分でもやっていけそうだ」と思えたんです。

全くの未経験からのスタートでしたが、入社後の研修や教育体制はどうでしたか?

S.K:
日化メンテナンスでは、入社する社員のほとんどがメンテナンス業未経験なので、教えるノウハウがしっかり確立されています。

本社では入社1年目、2年目といった年次ごとの研修や、専門用語を学ぶ勉強会が定期的に開催されます。また、会社が資格取得を全面的にサポートしてくれるのもありがたいです。浄化槽の技術管理者や電気工事士など、業務に必要な資格はすべて入社後に取得しました。

点検業務には上司が同行してくれるので、実務を通じて「これは何のための装置で、どういう仕組みで動いているのか」を都度質問しながら覚えていきました。現場と座学の両方で知識を深めていけるので、スムーズに仕事に慣れることができました。

水質を守り、トラブルを未然に防ぐことで得られる達成感

現在の仕事内容について教えてください。

S.K:
愛知県の4つの下水処理施設の維持管理を担当しています。各施設は1週間に一度点検するため、平日は月曜から木曜まで1日1施設ずつ常駐して点検を行います。金曜日は名古屋営業所に戻って、報告書などの書類を作成するのが基本的な1週間の流れです。

それぞれでどのような作業を行っているのですか?

S.K:
処理施設では、水中のゴミを取り除く装置や、水をきれいにするための機器が正常に動いているかを確認します。目で見て確認したり、異音がしないか耳で聞いたり、電流値を測定したりなど、いくつもの方法で異常のサインが出ていないかをチェックします。

また、処理の各段階で水を採取して水温やpHといった数値を測定し、法律で定められた基準を満たすきれいな水になっているかを確認するのも重要な仕事です。装置は約6時間で1サイクル動作するため、一日かけて施設の点検を実施します。

とはいえ、ずっと点検にかかりきりというわけではありません。空き時間で点検に必要な書類の作成や警察署への提出、市役所への状況報告、不具合のある機器の見積もり作成の依頼といった事務作業を進めています。名古屋営業所に勤務する場合も、こうした書類の作成・提出などを行っています。

また、下水処理施設は常時稼働しているため、異常が発生すれば社用携帯に通報が入り、現場へ向かうこととなります。現在は4名の社員で当番制と、緊急時の対応を行っています。

この仕事でやりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?

S.K:
水処理後の水がどこまでも透き通っているのを見ると、やった!と思えます。

処理場の設備は基本的に自動で動いていますが、それだけでは最適な状態を保てません。施設に流れ込んでくる汚水の量やその日の気温、天気などを考慮して機器の運転時間を5分単位で手動調整することもあるんです。この調整をミスすればすぐに水質が悪化してしまいます。

これまでの実務経験や、天気予報なども参考にしながら調整を重ねて、地域の皆さんが使った水を綺麗にして、水環境の保全に努めております。

特に台風の多い季節や、住民の方々が長時間在宅する年末年始などは、流入する水の量が増えるので異常が起きやすくなります。そういった状況を先読みして、特に負荷がかかる箇所は予防的に部品交換を行うなど、トラブルを未然に防ぐ対策を講じます。

そうやって人びとのライフラインを守っているのですね。

S.K:
それと、処理場の外に設置されたマンホールの点検をしている時、地域の方々が「ご苦労様」と声をかけてくださることもあります。自分たちの仕事が、人々の生活を直接支えているんだと実感できる瞬間であり、大きな励みになります。

事務作業の中にも、やりがいを感じる場面があります。例えば市役所の担当者様は数年で異動することが多く、必ずしも水処理の知識が豊富な方ばかりではありません。そのため、設備の故障を報告する時はなるべく専門用語を使わず、図などを用いて状況をわかりやすく伝えるようにしています。

そうした報告書に対して、「水処理施設の維持管理を委託している業者のなかで、日化メンテナンスの報告書が一番丁寧で分かりやすいです」と言っていただく時があります。こうした言葉をいただけるのは、本当に嬉しいです。

日々の業務の中で、特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

S.K:
入社2年目の時、汚水を処理場に引き込む一番最初の部分にある部品が壊れてしまったことがあります。自動制御が一切効かなくなり、ポンプの運転と停止を15分に1回、手動で繰り返さなければならない状況に陥ってしまって。新しい部品が届くまでに2週間以上かかると言われ、泊まり込みを覚悟しました。

幸いなことに、電気設備に詳しい上司が「別の装置の電気信号を繋ぎ変えれば、仮復旧できるかもしれない」とアイデアをくださったおかげで、なんとか部品が届くまで自動運転を維持できました。

この一件を通じて、日々の点検で故障の兆候を見逃さないことの大切さを痛感しました。いざという時に臨機応変に対応できる知識やスキルを、もっと身につけなければいけないと強く感じましたね。

自分のアイデアで仕事はもっと面白くできる環境がある

入社してからどのような場面で成長を実感しますか?

S.K:
業務に必要な資格取得を通じて、多くの知識を身につけられました。それと、スケジュール管理の能力も上がったと思います。点検業務では隙間時間が多く発生するのですが、入社間もない頃は何をすればいいか分からず、無駄な時間を過ごして残業につながってしまうことがありました。

しかし今では、「このタイミングなら警察署に書類を出しに行ける」「今のうちに備品を購入してこよう」など、自分でスケジュールを組んで、無駄なく動けるようになりました。上司は基本的な業務を任せてくれるため、自分の裁量で動けることも、この成長につながっていると思います。

自分で工夫できる余地が業務の中にあるのですね。

S.K:
今お見せしているマンホールの点検表も、そんな職場環境の中で生まれました。これはマンホールの点検表なのですが、以前は地図上に数字が書いてあるだけで、異常が見つかった時にその場所を特定するのにすごく時間がかかっていたんです。

そこで、点検の合間の時間を使って、エリアごとに色分けした点検表を自作しました。これなら「オレンジのエリアで異常がありました」と報告すれば、誰でもすぐに場所を特定できます。もともとデザイン的なことにも興味があったので、その知識を活かせました。

決められた業務をこなすだけでなく、「こうすればもっと良くなるんじゃないか」という自分のアイデアを形にできて、現場に役立てることができる。それを許容してくれるのが、日化メンテナンスの魅力だと思います。

スキルを高めながら、ワークライフバランスも保てる環境

日化メンテナンスの魅力や強みは何ですか?

S.K:
営業所が全国にあるというのが、日化メンテナンスの大きな強みです。営業所ごとに得意分野があり、全国のネットワークを活かして互いに助け合えます。以前、名古屋営業所だけでは対応が難しい大規模な修繕工事の案件があった際に、大阪にある工事専門の部隊が現地まで来てサポートしてくれました。

また、名古屋営業所は20代から60代まで幅広い年代の社員がいますが、先輩後輩の垣根なく非常に話しやすい雰囲気です。普段の点検で困ったことがあれば、電話一本ですぐに上司が現場に駆けつけてサポートしてくれます。この組織力があるからこそ、一人でプレッシャーを抱え込むことなく、安心して仕事に取り組めます。

ワークライフバランスの側面から働きやすさについては、どう感じますか?

S.K:
すごく働きやすいと思います。社員一人ひとりに社用車が与えられていて、自宅から現場への移動がしやすく、残業も少ないので平日の夜でも自分の時間をしっかり確保できます。

私は料理が好きなので、仕事帰りにスーパーに寄って自宅でゆっくりご飯を作るのが楽しみの一つです。緊急出動に備える待機当番の週はお酒を控えますが、それ以外の日は好きなワインを飲みながら過ごすこともあります。

オンとオフの切り替えがしっかりできるのですね。今後の目標などはありますか?

S.K:
先ほど紹介した設備の故障にも対応できるよう、電気系統の知識も増やしていき今よりも規模の大きな処理場の維持管理業務にも携われるようになるのが目標です。

素敵な目標ですね。最後に、どんな人と一緒に日化メンテナンスで働きたいですか?

S.K:
安定した環境で腰を据えて経験を重ねたい、専門的なスキルを身につけて自分を成長させたいと考えている人と一緒に働きたいです。

私もそうでしたが、未経験だからといって不安に思う必要は全くありません。水処理の知識はもちろん、報告書作成のスキルやお客様との対話力など、さまざまなスキルを学ぶことができます。皆さんと一緒に働ける日を、楽しみにしています。

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